Windows XPパソコンを再利用 |
無料 OS Lubuntuでデータサーバーを構築する |
Windows DTPでおなじみの(有)ヒロシステムがお届けします。
クライアントパソコンを何台か導入すると必ず持ち上がるデータ共有と、バックアップの問題を解決するにはデータサーバーを導入すればいいことは解っているが経費が掛かるので踏み切れない人のためにこんな方法はいかがですか? |
疑問点は掲示板へ書き込んでみてください |
なぜ今Lubuntuなのか? 無料OSは、今に始まったわけではない。LINAX・UNIXS系のOSはどんどん進化し、Ubuntuの登場で有名になり興味を持つ人も多くなりました。 実際に導入してみる人も多くなりましたが、導入してみるとコマンド入力などある程度のスキルがないと使いこなすには大変ですし、ハードのマシンスペックもある程度高くないと使えるレベルではありませんでした。 今回、Lubuntu14.04が発表になりディスクトップ環境に軽いLXDEを採用したため、Windows Xpが動いていたがWindows 7や8では使えないような非力なハードウエアーでも十分実用になるものとなりました。 しかし、一般のWindowsパソコンと同じように使うにはプリンタードライバーの問題や、ソフトの豊富さにおいてはまだまだ問題があります。そこで、単なるサーバーとして、というよりNAS(LAN上のハードディスク)として使うのであれば問題ないと思われます。 Lubuntuインストールに関する参考文献は下記項目の文献名をクリックすればPDFファイルが表示されます。 参考文献上では触れていませんがLubuntuの場合システムに変更を加えようとするとユーザーの確認を求めてきます。(ソフトのインストールや削除の時などあらゆるところでパスワードの入力を即してきます。)自分で行った操作の場合はパスワードを入力してください。インストールの時のパスワードは必ず覚えておいてください。 サーバー(NAS)として使うためのインストール方法 |
データサーバーに仕立てる | 行 程 | 参考文献 | |
Lubuntu14.04のインストール | インストールCDの作成 | Lubuntuをインストールする | |
インストール方法 | |||
Windows とのファイル共有 | Sambaの導入 | Windows とのファイル共有の方法 | |
共有ファイルの設定 |
古いパソコンを再利用するのですからどうしても故障が心配です。バックアップは必ず取ってほしいというか、このパソコン自体をバックアップ用に使うことを考えてください。たとえば、現在NASを導入済みならそのデーターのバックアップに使うとか、クライアントパソコン(たとえばELWINのD:ドライブのDocmentフォルダーをフリーソフトのBunBackupなどを使い自動でバックアップを取るなどしておけば、いざと言う時のためには力強い味方になります。 BunBackupソフトについては後日紹介したいと思います。 |
一般パソコンとして使用したい |
パソコンとして使用する | 行 程 | 参考文献 | |
Lubuntu14.04のインストール | インストールCDの作成 | Lubuntuをインストールする | |
インストール方法 | |||
Lubuntuをインストールする | |||
使いやすく改造 | 日本語入力mozcを導入する | 日本語入力を改良する | |
日本語入力の設定をする | 半角/全角キーでの切り替え | ||
候補画面の表示位置 | |||
フォントを入れる | TTフォントをインストール | ||
起動時からテンキーボードのを使えるようにする | Numlockキーを起動時にONにする方法 | ||
Officeソフトの使い勝手がMicrosoft Officeに近いものに変更する | OfficeツールをLibreOfficeに変える | ||
ディスクトップを修飾する | ディスクトップにショートカットを作る | ||
WindowsXPパソコンが起動していたパソコンであれば十分に実用になると思います。 Lubuntu14.04にはインターネット閲覧やメールの送受信、ワードやエクセルにあたるようなフリーソフトがすべてインストールされています。その他のソフトも専用の場所で検索してインストールできるようになっています。スマートフォンでソフトを探すような感じです。 |